資格を取得すると

有資格者の活動をサポート

この検定資格は京都府の食材について正しい知識を習得することを目標とし、一定以上の成績を修めた方を「京都フードマイスター」として認定しています。さらに京都フードマイスターとしての活動の一助となるよう以下のようなサポートを行っています。


【1】 認定書を交付します。 (3年間有効。講習の受講などにより更新が可能。)

【2】京都フードマイスターとしての活動を広報支援いたします。

【3】京都フードマイスターの肩書きを名刺などに記載できるほか、お店などで「京都フードマイスターのいるお店」として掲載することが可能です。

【4】ご希望の条件に応じて合格者を紹介するなど、合格者同士のネットワーク(交流活動)を支援いたします。(※紹介者とのコンタクトを許可した場合)

【5】就農や就漁を希望する方の就職相談など。

京都フードマイスターとしての活動については基準を授け、資格の社会的価値の保持に務めます。万一、ふさわしくない活動をした合格者については資格を無効とする場合がございます。

京都フードマイスターで学ぶこと

京都府の食材について学ぶ意義

京都フードマイスターとは、京都府の食材の特徴や栄養、また調理法にも触れながら広く知識を得ることによって、古くから受け継いだ食材を次世代へと伝え、第一次産業の消費を支え、日本の食文化向上に貢献する人材を目指すものです。


日本海側から南北に細長く4,613 平方キロメートルの面積を有する京都府は、内陸側に位置し京都盆地を中心とする京都・山城・南丹地域と、日本海に面している中丹地域・丹後地域があり、それぞれの地域の特色を活かした食が発展してきました。また長い歴史において、日本を牽引してきた食文化があります。

現在においては交通や流通も発展し、それぞれの地域の食材や情報が容易に行き交うようになり、各地域が影響を与え合いながら発展しています。例えば京野菜などは京都市外で作られるものが多くあります。

京都府の全域において生産される食材について網羅的に学び、偏りのない知識を習得することは、地域の食材を知る上でも、また近隣地域の消費を支える上で役立ちます。